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東洋医学的に冬になると問題が出てくる場所は?

腎臓と膀胱です。

下記が陰陽五行説です。細かい説明は、次の機会に。

症状

1、寒いのが苦手。恐がり。塩辛い食べ物は特に体に悪い。

2、耳・髪・腰などの問題。

3、症状

腰が弱い・だるい・腰痛・疲れやすい・体がだるく力がない・免疫力が弱い・カラダが冷えやすい

寒さに弱い・髪の毛が抜けやすい・白髪が多い・耳が聞こえにくい・耳鳴りがする・息が吸いにくい

骨粗鬆症になりやすい・頻尿になりやすい・夜間に何回もトイレに起きる・残尿感がある・膀胱炎になりやすい

尿が出にくい・尿がもれる(排尿不順)・精力の減退・性機能の低下(不妊症) など

腎臓や膀胱の機能の低下による筋肉への影響は?

下記の図のように大腰筋が緊張して短くなり、横隔膜に影響を与え呼吸が浅くなり「息切れがおこる」

酸素の取り込みが出来なくなり、疲れやすくなり余り動きたくなくなってきます。

大腰筋の構造は?

骨盤の中を通って股関節の内側くっ付いて、上は、腰の骨5個全部にくっ付いています。

よって、腰が伸びなくなり前に曲がってきます。当然腰痛が発症してきます。

大腰筋が短くなって、骨盤を後方へ倒してしまい前傾姿勢になる。

気を付けること

身体を冷やさない事が大事です。

1、腎を養う食生活 生活習慣と共に大切です。腎は五色の「黒」に属していることから、食材は「黒い食べ物」が良いです。黒ごま、黒米、黒豆、海藻類、しいたけ、黒糖、黒きくらげなどです。

2、野菜に含まれるカリウムは、身体の塩分排泄を助け血圧低下を助けてくれます。

60才を過ぎると、腎機能が低下してきます。高カリウム血症を引き起こすことがありますので、出来れば、野菜などは、「湯通し」「レンジでチン」がお薦めです。どちらも、水はしっかり切って下さい。その水のなかにカリウムが流れ出ているので。

基本的に野菜は、身体を冷やす食べ物なので温めて食べましょう。

疲労を感じるような激しい運動よりも、ウォーキングのような適度な運動が血液の循環を改善します。

適度な水分補給で排尿すれば、腎臓の負担はなくなります。

ストレスや疲労は血圧を上昇させます。リラックスに努め、疲れすぎないようにしましょう。

過度の飲酒、喫煙は血管収縮や血圧上昇を招きます。

ウイルスや細菌は感染症の引き金となり、腎臓には大敵です。